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♪今日もヴィンテージLOVE:こんなんありました


L.A在住の40オンナの勝手きままなヴィンテージワールド探索
by vintagezakka

アデイオス~1940年代のおうち

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5年ほど暮らした我が家。L.Aの北東部、アットウオーターヴィレッジと呼ばれる近年ネオボヘミアンに人気な、”エクレクテイック”と表現されたりするエリアにあります。1940年代に建てられた二階建てのアパート形式の白いおうちに8世帯。同じようなたてものが5つほど集まってコンドミニアム、、という形式におさまっています。そんな我が家ともまもなくお別れ、、、。夏ごろから予定していた引越しがほぼ決定し、いよいよおうちを売りにだし、年内にも引っ越すことが決まってしまいました。

引越し先は、日本人がイメージするL.Aを代表する(?)サンタモニカにほど近いウエストL.Aのとあるエリア。長年いわゆる西側WESTSIDEに住むことをためらっていた「こだわり派」の夫でしたが、子供が生まれて治安、学校、ファミリーでの行動範囲などを考えるうちに、ここへ移動が決定。ところが、そのあたりは1970年代に建てられた巨大(?)なコンドミニアム(500世帯ほどがはいっている)が多いようで、古くてかわいらしいおうちに慣れ親しんできた私たちは戸惑いを隠せません~。我が家のまわりの一軒やも、カリフォルニアバンガローとよばれるスタイルやクラフトマンハウスとよばれるおうちが多く、いずれも1920年代から40年代に建てられたもの。なかには1905年、、というのもあります。どのおうちも小さくてこじんまりしているものの、長年にわたってうまく維持されてきたようで、ハードウッドフロアはもちろん、天井と壁のあいだにいわゆるモルデイングとよばれる出っ張り(?)がきれいにペイントされていたり、40年代ならではのピンクやうすいブルーのタイル張りのバスルームだったり、、。

ボロい部分もあるのは確かだけれど、古いうちならではの雰囲気がなにものにも変えがたいことを、今回引越しするにあたって新しいおうち候補をいくつも見て回って実感。どうしてもヴィンテージなおうちにこだわるのであれば、そういうおうちのあるエリアを選べばいいのだけれど、やっぱり夫婦で話し合って子供の学校、治安、ワタシがこの先仕事をするにあたって通勤できる範囲、、などを考慮していくうちに、1970年代のなんだかうすぐら~い大きなホテルみたいな(病院?)味気ないコンドに引っ越すことを余儀なくされそうな2009年、、、。

というわけで、考えてみれば我が家もヴィンテージだったわい、と写真をアップしてみました。
by vintagezakka | 2008-11-19 04:26
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